ジョブズから学ぶ  宣伝や改革の知恵

田邉日記

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Macというパソコンを生み出し、iPhoneの爆発的なヒットにより、時価総額世界一になったアップルの創業者、故・スティーブ・ジョブズ。彼が世界を変えるに至った行動には、7つの法則があります。

1:大好きなことをする
2:宇宙に衝撃を与える
3:頭に活を入れる
4:製品を売るな。夢を売れ。
5:1000もの事にノーと言う
6:めちゃくちゃ凄い体験を創る
7:メッセージの名人になる

どれも聞きなれない、意外な視点の法則ですが、よくよく考えると、なるほど、と思える事柄ばかりです。私も彼から大きな影響を受けてきました。

◆好きな事してますか

ジョブズは学生時代、カリキュラム通りに大学に通う事に意義を見出せず自主退学し、興味の赴くまま聴講した専門講座でカリグラフィ(文字)と出会いました。その美しさにのめりこみ、この経験により、のちに生み出すMacというパソコンに美しいフォントを搭載する事になりました。そしてデザインといえばMacという流れをも生みだしたのです。

私も23歳の時に「好きなメディアの仕事をしたい」という、シンプルな動機からスタートしました。好きだからこそ、大変な時も継続する粘り強さに繋がり、今年で十五年目になります。

◆熱意はあるか

ジョブズは、類まれなる熱意の持ち主でした。
iPhoneなどのシンプルなデザインも「誰もが簡単に、美しい機能を使えるように」と、社員と激しくぶつかって罵り合う程、妥協せず、顧客の夢や希望を徹底的に追求した末に生まれたようです。

「この商品は世界を変えるか?」「このサービスは人の生活を豊かに変えられるか?」「顧客の夢や希望を叶えているか」

その問いかけに対して、非凡な程に、熱意を持って徹底的に取り組む事で、改革や新しい道が開けるのかもしれません。
熱意があるか。今一度、問いかけたいところです。

◆メッセージの名人に

ジョブズの真骨頂といえば、メッセージです。魅力的でワクワクさせるキャッチコピーで新商品を発表し、名言もたくさん生まれています。
しかし、それは突発的に出てくるものではなく、天性の才能と情熱を持っているとされるジョブズでさえ、メッセージを研究し、そして練習し、いかに驚きや魅力を伝えるか、伝わるかを徹底的に研究し尽くしているのです。
漠然とした「職人こだわりの逸品」みたいなメッセージはそこにはありません。iPhone発表時も
「本日、アップルが電話を再発明します。」という言葉に、発表会場にいた観衆が拍手喝采で沸きました。
これら7つの法則にまつわる話は「スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション」という本に詳しいので書店やオンラインショップで購入してみてください。

◆あなたの情報を再デザインしよう

日々の仕事の様々な面でこの7つの法則を意識して行動してみると、色んな変化が生まれると思います。
また、逆説的に、自分や社員、仲間に問いかけても面白いでしょう。
自分は好きな事をしているか?このチラシやホームページは、宇宙に衝撃を与えているか?1000のダメ出しをせず妥協してスルーしてないか?自分や自社はメッセージの名人になっているか?
発想・研究し尽くした上で広告展開を行う事で、全然違う未来が待っていると思います。まさしく、自分の情報の再デザインです。
そして、チラシ、電話、FAX、メール、新聞等など、あらゆる手段をすべて使い尽くした上で効果検証し、反応が高いものを繰り返し活用するべしです。
世界には可能性がまだまだ満ちあふれています。