先日、スティーブ・ジョブズの記事を書きました。
メッセージの達人に、という文章にも書いた通り、彼は、類まれなるプレゼンテーテション、メッセージ、コピーの天才でした。といっても、最初から天才だったわけではなく、何度も何度も、練習した結果です。
チラシ、ホームページ等、宣伝においても、この言葉の力、キャッチコピー力をうまく使うと、全然違ってきます。JRのCMで有名な「そうだ、京都、いこう」は記憶にある方が多いと思います。これを例えば「魅力的な京都に行っみませんか?」といわれても、営業トークだな、と思われるのがオチです。
今、これをお読みになっているあなたもきっとそうであるように、人は「営業の匂い」に敏感です。では、どうしたら印象的で効果のあるキャッチコピーができるでしょうか?
実は、伝え方は学んで向上させることができます。
何が本当?どれが良いの?と迷うくらい、世の中、情報にあふれています。
その中で、あなたの会社が選ばれるには相当の工夫の継続が必要です。
では一番伝えたい強みや特徴はなにか、想いはなにか?お客様の心の動きを想定しているか?人は何を欲しているか。それらをイメージした上で、次の要素や手法を基に言葉を選んでいきます。
★1:びっくりさせる
★2:ギャップをつける
★3:前置きを工夫する
★4:本音や感覚を大事に
★5:繰り返す
先ほどのJRのCMのコピーは、明らかに1の要素を使っていますね。
思い込んでいませんか?そうはいっても、良いコピーを作るのはやっぱり難しいよ、と。いいえ。チャレンジャーなあなたなら大丈夫。この5個の要素を単体で、または複数組み合わせることで、偶然ではなく、面白い、人に届くキャッチコピーができたり、心に響くメッセージを意図的に生み出すことができます。
お!っと引き寄せるようなメッセージづくりの成功の可否。それは、「やるかやらないか。」カボス君は、ここで精神論や人生論を語るつもりは毛頭ありませんが、でも、考えたら試してみないと、何も生まれません。