コミュニティ・バランスの変化

あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い致します。
(忌中の方においては寒中お見舞い申し上げます。)

ここ数年でインターネットやパソコンを取り巻く環境は激変しています。たくさんのメディア・サービス、スマホなどのデジタル通信機器が乱立し、複雑なIT機器や増える一方の情報に振り回される様子をよく見かけます。

でも、様々な情報や機械に振り回されず、誰もが豊かに暮らせるよう、お手伝いをしていきます。

◆対等なコミュニケーションが増える?

これからのITの未来を考える時に、ヒントにしたい視点があります。それは、今までは情報や商品の発信者と受信者、どちらが上か下か、というラインが曖昧になったり、なくなってくるのでは、事です。

ネット通販などは「こだわりの逸品」だらけになって、どれが本当の逸品かわかりにくい傾向も。口コミを見れば良いかと思えば、やはり身内投稿も多く本質は見えにくい。

そこでミクシィやフェイスブック等のSNS、ソーシャル・ネットワークが誕生して、有意義な情報にあふれるかと思いきや、ネガティブな情報が書き込みにくい特徴もあって、やっぱり疑い深く見てしまう。

そんな中で、可能な限り対等な関係で、情報を判断する基準が欲しいというのも人情。表面的だけじゃない「そ
うだよね!」と分かち合える仲間と楽しく生きたいと思うわけで。

◆オヤジからリーダーへ

過去においては、家庭の中「オヤジ」が権力者であり、判断基準でもあった。家の外に出れば、資本原理主義に基づいた「会社」が基盤だった。現代は核家族化も進み、オヤジの影響力は薄れはじめ、リーダーを中心とした「21世紀型のコミュニティ」が多く誕生している。それは例えば、NPOや各種団体・サークル等、会社とは異なり営利を伴わない緩やかなもので、離合集散を繰り返しながらも、継続可能な社会を模索しているものが多くあります。

◆そしてアナログ

先月、市役所でのワークショップの議題として、「信頼のおける相談所」というテーマがありました。デジタルだけではない、人を介したアナログな情報拠点。

富士市でいえば、エフビズがその成功例とも言えるのでは、と思っています。リーダー小出氏の豊富な経験とネットワークによって導かれる助言が判断基準となり、相談に駆けつける経営者の目からウロコを落とさせるのでしょう。

また、例えばですが、同じAという企業があったとして、そのA社はいつも同じとは限らない。サービスに変化もあれば、サービスは同じでも人的な問題でサービスの質が変わることもある。社長が不健康で危ういこともある。それらのアナログな情報は決してネットにはのってこない。のったとしても、事実を掴んでいるかは微妙なところ。

それを知ることができるのが、ご当地のアナログな相談所ならではの特色。IT化と逆行しているようでいて、結果としてはそこに行き着くのでは、と思っています。

◆切磋琢磨と共存

今後は切磋琢磨と共存が大事になりますが、そうは言っても、やはり厳しい市場原理主義の競争社会は一部で続いていくでしょう。でも、新しいスタイルが芽吹いてきているのも事実。

「こだわりの逸品」ではなく「あなたが笑顔になるスタイルの模索や情報共有できるコミュニティづくり」が企業経営においても重要な要素になってくるのだろうと思います。

 

少々理解が難しい部分もあるかもしれませんが、今考えている事を、新年にたって、書いてみました。またこれらのテーマについては、掘り下げて行ったり、幅を広げていってみたりしたいと思っています。