盗作騒動に思う

東京五輪エンブレムが盗作ではないか、との疑惑で連日ニュースになっています。

カボスメディアワークスは「デザイン」を手がける企業である以上、他人ごとではありません。著作権、肖像権、商標権、あらゆる他者の権利を尊重しながら、日々創作活動を行っています。また、取引先やお客様から提供された素材についても確認を行います。

一方で、私達は、どんなデザインや音楽などの創作活動においても、完璧完全なる無から創造する事は誰もが不可能に近く、例えば昔見たり聞いたりした音楽や映像、絵画、好きなアーティストの画風、または師匠の作風など、少なからず何かしらの影響を受けています。

何かしらの影響を受けていても、オリジナリティが作品の多く占めていれば問題無いと考えますが、イラストや文字デザイン等、シンプルを極めると似てくる、偶然の一致にたどり着くこともあります。

それが「偶然なのか?盗作なのか?」という判断は非常に難しいものですし、類似を調べることも大変です。ただ、近年では「類似画像検索」といったサービスをGoogleやYahooが行っているので、ある程度の参考にすることはできそうです。可能な限り、事前に色んな人に見てもらうことも大切です。

今回の騒動について結論が出ておらず、私達が外から白黒述べる事はできませんが、デザインという無形の財産について、議論する機会が社会に広がったことは大きな意味があるように思います。

また、悪意は言語道断ですが、インターネットも普及し便利な中で、知らず知らずのうちに他者の権利を侵害してしまう事さえありますので、十分配慮したいものです。