SSDとは、ソリッドステートドライブの略で、パソコンのデータを保存する部品です。
これまで主流はHDD、すなわちハードディスクドライブでした。
SSDは衝撃に強く、読み書きの速度が速いのが特徴です。低い性能のSSDでも、HDDの2倍以上の体感速度があります。性能の高いSSDだと、3倍から5倍近い速度で、PCの起動もほぼ一瞬です。その分高価でしたが、ここ最近価格がこなれてきていて、HDDにはかないませんが、安価で大容量が手に入りやすくなりました。
欠点は、長期保存に向かない事、故障した時の復元が大変、という二点です。
HDDは、安価でデータも長期保存に向いています。
衝撃に弱い、速度が遅いのが欠点です。
これらの特徴を考えると、一番ベストな構成は、デスクトップパソコンなら、SSDをメインにして、HDDをサブディスクにしてデータを保存する形です。
ノートPCなら、SSDにして、外付けのHDDやクラウドにバックアップを保存する形です。
SSDは、本格的に登場してから10年以上もたっており、今SSDをお勧めするのはなぜか?と聞かれたりもしますが、高性能はもちろん、価格が安定したこと、かつ、初期の頃と比べてだいぶ性能も安定してきた事が安定材料となったことなどはもちろんですが、Windows10になり、アップデートやクラウドなどのデータの処理が非常に負担になっていることも大きな理由です。これらを軽減するために、2018年から自社でも本格導入を開始しています。
特に、経営者の時間というのは非常に貴重です。パソコンの不調や、低速な処理で、貴重な時間を割かれてしまっては本末転倒です。もちろん、経営者に限らず、社員にとってもそうです。初期投資は少し多めにかかりますが、長期的に考えれば、時間もしかり、経営者や社員のストレスも減らすことができます。