よく調子が悪いパソコンで「メモリが一杯でもうデータが入らないんじゃないか?」と聞かれることがあるのですが、この場合「ハードディスクが一杯」という表現が適切です。
そもそも、違いはどこにあるのでしょうか?図にしてみました。
作業をする台、机の広さのようなものです。メモリが小さい=スペースが狭いので、作業がしづらく遅くなります。
■ハードディスク(HDD)
いわゆる引き出し(または書棚や倉庫)的な感じです。広ければ色々保管できます。しかし、満タンにしておくとデータに不具合が起きやすくなりますので、適度な空きが大事です。
実際の引き出しも、適度にスペースが空いていると、どこに書類があっても出し入れし易いですし。
■CPU(しーぴーゆー)
パソコンの情報処理の機能です。たとえるならば人の頭脳です。
他にもいろんなパソコンの機能がありますが、この3つが、パソコンの特徴を最も決定的に決める要素になります。
CPUだけ性能がよくても、メモリやハードディスクが小さければ才能を発揮できませんし、そのまた逆もしかりです。バランスの良さが肝心です。
調子が悪い際、足りないのはメモリか、ハードディスクか。はたまたCPUが低いのか、それとも違う理由があるのか?見極めに困ったらごプロに相談を。