数年前に、出張で沖縄に行った際に、取引先の方が、「首里城?僕らからすると近所の公園くらいの感覚なんだよね」と言っていたのが非常に印象的でした。
富士宮でいえば、世界文化遺産の構成資産の一つ、富士山本宮浅間大社があります。
地元に住む人からしたら、毎日そこにある環境で、感謝の気持ちが薄れてしまいがちです。
ひょっとしたら、那覇の方も近い感覚なのかな、と感じました。
でも、先月関東方面から50人前後のお客様をお迎えする会議がありました。
浅間大社の正式参拝をしたり、湧玉池はじめ境内を散策し、非常に喜んでいただけました。
その様子を見て改めて「大切なものを僕たちは持っているんだな」という事に気づかされました。
話は一気に飛びますが、富士宮やきそばも、他の地域のやきそばとの違い、特徴のあるなしに気付いたところからスタートしました。
あるものないもの、色々ありますが、僕らの日常は他の人の非日常なわけで、あたりまえなものを、今一度知ってみるのも大事ですね。