IT企業経営・地域活性化活動の中でのメッセージ・日記ブログです

【031】物事の価値を生むのは人が求める数

「世界トップクラスの商品だ!」というものを持っていても、使う人がいなければ価値がありません。逆に「世界で5番のクオリティだけど、知名度があって世界中で何万人が使っています!」という方が、価値があります。

ウイルスや不具合が多くても(笑)パソコンのWindowsは世界中に広がっています。最初は抵抗のあったスマホのAndroidやiPhoneも、今では世界中で老若男女問いません。インターネットで、ビジネスで、日常のコミュニケーションで「人が求めている」からです。

地域に目をやると、例えば、酒蔵開きは今では人気の地域イベントです。最初は馴染みがなかったので、数百人から1,000人単位の行事でした。しかし、楽しさが口コミで広がると、求める人は増え、今では数千人、1万人規模で人が訪れるイベントになり、価値が年々上がっています。富士宮に昨年スポーツクラブが出来ましたが、会員があっという間に増え、大混雑です。

都会であるとか、地方であるとか、日本であるとか世界であるとか関係なく、クオリティが高いとか低いとか、すべて別問題。人が求める数が多いほど、価値は増大していくわけですね。

逆を言えば、必要とされるものを、いかに提供できるか。創造できるか。人の求めるものをバランスよく提供し続けたいですね。

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この記事を書いた人

株式会社カボス(旧:有限会社カボスメディアワークス)代表取締役。WEB制作・ITサービス提供会社を経営しながら、富士宮市・富士市・富士山エリアを核として地域活性化活動を体当たりで元気に20年以上取り組んでいます。

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