Googleが12月6日の週に大幅に検索エンジンのアップデートを行った様子です。
Googleは事ある毎に、特にこの数年はモバイルファーストの方針を打ち出したり、不確実・不適切・不誠実なSEOに対する強化を強めてきました。今年起きたウェルク問題を端に発した、キュレーションメディア(まとめサイト、情報サイト)に対する対応を進めていたようで、いよいよ本格的になりました。
一部引用です。
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/12/for-more-reliable-health-search.html
Google では、今週、日本語検索におけるページの評価方法をアップデートしました。
この変更は、医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。
-中略-
もし、あなたが医療関係者で、一般のユーザーに向けたウェブでの情報発信に携わる機会がありましたら、コンテンツを作る際に、ぜひ、このような一般ユーザーの検索クエリや訪問も考慮に入れてください。ページ内に専門用語が多用されていたら、一般ユーザーが検索でページを見つけることは難しくなるでしょう。
というわけで、今まで、ブログやお客様向けレターでも頻繁に書いてきていますが、
「良いコンテンツの充実=便利・役に立つ」
「わかりやすい言葉で」
「ユーザ目線で」
「わかりやすいサイト構成」
「しっかり最新or最適な状態にしておく」
と「基本が大事です」というところに尽きます。
なお、今回Googleは健康に関する情報で間違いがあると、それこそ命に関わるケースもあるわけで、特に対応を急いだのでしょう。
Google では、医療や健康だけに限らず、今後も継続的に検索の改善に取り組んで行きます。
とあるように、今回対象とならなかったジャンル、キーワードでも、随時アップデートされると思われますので、Googleの動向はしっかり見ておいたほうが良いかと思います。
今回のアップデートで、一気に掲載順位が下がったり消えたり、医療・健康系のアフィリエイトなどで稼いでいた人たちは阿鼻叫喚地獄の悲鳴を上げているとかいないとか、色々聞こえてきます。
誠実にやっている方は特に影響が少ないかとも思われますが「専門用語だらけ」は注意とのことなので、今一度、サイトの見直しが大事ですね。