WEBサイトでも、チラシでも、自社の特徴や強みが相手の判断基準となりえます。
でもそれが曖昧だったり、否定のしようの無いものだと「はいはい」で終わってしまう。
例えばもっとも陥りがちな、キャッチコピー
- 「わが社はこだわって作っています」
- 「この商品は安全・安心です」
といった言葉はメーカーさん、生産者さんの口癖とも言えるくらい定番ですが、比較も否定もできないくらいあたりまえの事柄。
こだわってません!なんて誰も言わないし、それなりのもの作ってるし、進んで危険で不安なものは作りません。
いったいどれだけこだわってるのか?安心なのか?
例えば、ベタですが
- 「こだわって〇〇年熟成したお酒です」
- 「業界規定の○倍の安全検査済です!」
等だったら、具体的で「それはすごいかもね!」という事で、特徴になりえる気がします。
本日の教訓とかあるある
こういう話をすると「いや、PRするほどでも・・・」と遠慮がちかつ、まじめで謙虚な方が多いのも地方都市の特色です(笑)
PRすることがないようでも、実はいつも当たり前にやっている事で、他では当たり前ではないこともあるかもしれません。
★余談ですが、写真は富士宮やきそば。一躍有名になりました。これも、元は富士宮の「アタリマエ」で見逃されてきたものですが、2000年頃富士宮の有志が「これって、特徴あるんだ、他と違うよね」って気づいたところからまちおこしに生かし始めたのでした。
決して「安全安心の富士宮やきそば」「こだわりの富士宮やきそば」なんてキャッチコピーは一切使っておりません(笑)