【49】声が小さくてもリーダー

 リーダーと言うと、自信がある、才能がある、声が大きい、気が強い、偉い、エネルギーに満ち溢れていて元気だ、というような一般的なイメージを持たれがちです。

 小さい子どもの頃に会社ごっこをした時に、社長役の子が「俺様は社長だぞ。えっへん。」と声を張り上げたことからも、そういうイメージなのでしょう。

 でも、本質はそうした外面的なことだけではありませんし、声の小さい、おとなしい、慎重で繊細なリーダーも多くいます。それでもしっかりリーダーの役を果たすことができます。どちらかというと僕も後者の部類です。家庭でも同様で「親は強く威厳がないとだめだ」というのは古い先入観とさえ思います。フレンドリーでも家族や子どもたちをよく導ける親も多く居ます。

 組織や家庭の中で、何が求められ、必要なのかを判断し、しっかり進むべき方向へ導くために、文字通りリードすること。自信にあふれているに越したことはありませんが、リーダーのとしての「機能・役割・影響力」を自覚し、振る舞えることが大事なのです。

 偉ぶることでも、声が大きいことでもない、名誉でも権威でもない、人が気持ちよく成長し動くことのできる環境づくりと、進むべき未来を指し示す事こそ、リーダーの役割だと考えます。