【65】時間のない時の読書 目次読のススメ

 昔から読書が好きです。小説、ノンフィクション、映画等の原作、ビジネス書、マンガ、あらゆる本を読んでいますが、時間は有限で、すべての本を一字一句読むことは難しいし、その本が本当に読みたいことが書いてあるかどうかを判断するのも中々大変です。

 そんな時に、自分は「面白そうな本か?」というよりは、目次をざっと見て「面白そうな章があるか?」を部分部分で判断しています。人に紹介したい時も、「この本2章が深いよ!」と伝えると、紹介された側もそこに意識をおいて読むこともでき、感想を共有して理解を深めることにも繋がっています。

 時には、興味は無いが話題になっている本を図書館で手にとってパラパラと目次を見てみると、思いのほか面白かったりします。

 また、有名人の言葉でも、実は前後を読むと違う印象になったりします。岡本太郎の有名な「芸術は爆発だ」のコピーも、著書には「人間として最も強烈に生きる者、無条件に生命をつき出し爆発する、その生き方こそが芸術なのだ。人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発しつづけるべきだ。いのちの本当のあり方だ。」と真意が記されており、非常に興味深いものです。

 忙しくなった時代でも、新しい発見、知識の幅は広げていく柔軟さを持っていたいものです。

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