【68】心が輝く事柄が、未来に繋がる

 とある友人のデザイナーが「学生の頃、デザインの授業が退屈で、デッサンの隅に描いていた落書き的な遊び心満載のイラストやデザインの方が、実は、今一番仕事になっている」と言っていたのが印象的でした。

 かのアップル共同創業者の一人、スティーブ・ジョブズも、大学を中退したもののカリグラフィ(文字を美しく見せる)の講義だけは、その魅力に惹かれ聴講していました。これが、事務的なコンピュータ上に「美しい文字=フォント」を再現しようとする動機となって、デザインと言えばMac、と言われるぐらいにまで繋がりました。Windowsもそれから追随して、DTP(デスクトップ出版)が当たり前の時代となりました。

 僕自身も学生時代、勉強そっちのけで楽しみながらやっていた大学祭実行委員会でのイベント活動、サークルのPR活動の経験が結果的に現在のITや広告の仕事に繋がっていきました。

 友人のデザイナーも、ジョブズも、僕も、「当時は、それがまだ何に繋がるかは分かっていなかった」けれども、(たとえ怒られながらでも)少なくともそれをしている時は「心が輝いていた」事は間違い有りません。そして今も、これからも、「自身の心が輝く事を」やっていこう、そう思うこの頃です。