新型コロナウイルスに関連して、妻と話していて、はっとした事があります。公立の小・中学校の休校に伴い、小学校2年生の息子が、ちょっと前に覚えた漢字が、ここ最近忘れかけていて、しっかり書けなくなっているものがあったのです。
子どもはもちろん、大人でも誰しも当然あることだと思います。自分自身も、ITの仕事でパソコンを使うようになってから、漢字を読めても、書くのに不安が残るものが多々増えてきました。
机上の勉強ばかりではなく、例えば人前で話すようなことも同様です。独立して経営者になったことで、昔は活舌も悪く、人前に出るのが苦手だったのをある程度克服したとはいえ、やはり日頃から実際に話したりするトレーニングをしていないと、いざという時にさっと、言葉が出てこないことがあります。
歴史を見ても、勇猛な武将は、戦時下でなくともいつでもベストを出せるように毎日の必死の鍛錬をかかさなかったといいます。
何事も「継続は力なり」ですがあえていえば、「非継続は力及ばず」なのかもしれません。
今月末、PTA会長として地元小学校の卒業式の祝辞を述べる予定ですが、事前の練習をしっかりとして、万全を期していきたいと思います。